2007年:某コミュニティ無料鑑定現場での実際の鑑定文(多少のリライトあり)
命式を通じで飛び込んでくる『解』のイメージを言語化した具体例です。八字はあえて非公開にしています。PCソフトから出力したような紋切り型の文章ではない、人工知能AIには決して真似のできない血の通った鑑定文例として公開いたします。
『手相占いで納得のいくアドバイスをもらった事がありません』
とは、これはまた珍しいケースですね。占い師がヘボだったのか、もともとあなた自身が自分のこと自分の将来をわかっているのか、どっちかでしょう。
自分で未来を察知できるのに、わざわざ占い師に見て貰わなくてもいいんじゃないの?
みたいな。
『今後の人生が見えないとゆわれました……あたし死ぬんですか』
って、気の利いた一言もいえないようではプロの占い師失格ですね。その占い師がヘボだっただけでしょう。(-_-;)それって、男運ならぬ、占い師運がたまたま悪かっただけでは?って感じがします。
『仕事したい気持ちはあるんですが、何をしていいのか、どんな仕事がむいているのかすらわからなくて悩んでいます』
では。
このさい、占い師になってみるとか?占い好きなら占い師になる素質は充分ですし、命式をみてもそのケはバッチリあります。とても繊細ですから、その研ぎ澄まされた感性を、占いの能力に向けたらいいですよ。
『結婚も考えていますが、していいのかもわかりません。今しても大丈夫でしょうか?』
結婚はオッケーです。ヨイ奥さんになれます。せっかく占い師の資質があるのですから、ここはひとつ専業主婦になるか、自立した占い師になるか、どっちかを選択したほうがいいのではないでしょうか。
自分が占い師になっちゃえば、納得いかないアドバイスを受けてモンモンすることもないでしょう。また、家庭の奥さんにおさまっても、お家を鑑定所兼にしちゃえばいいのですから、そんなに深く考えることはないと思います。
いっそのこと『マダムアタールデ』なんかのネーミングで占い師デビューしてみませんか?
『え、でもほんとにあたしにやれるのでしょうか?第六感みたいのもないですし……』
アノネ(マギー司郎憑依
だれでも六感があるのよね。ないひとはいないのよね。
『もしなれるなら、なりたいです!』
だからネ。なれる気になればなれるものなのよね。
『本当に占い好きなんです』
占いは別バラっていうよネ。
『でもやっぱり養成所みたいなとこに行かなきゃダメですか?』
そんなことわないのよね。ぼくの師匠にね、運命とはなんですか?ってきいたらネ、
「運命は、うんめぇ!」ってこたえるのよね。
ね?ちっともわかんないでしょう?
師匠が何を言っているかわからないからね、ぼくね、本やさんでね四柱推命の本かってきて勉強したのよね。本でも充分覚えられるからね。
買うのがもったいなかったら図書館で借りてもいいからね。いっぱいいい本があるからね。いっぱい勉強したらいいのよね。
占いの理論を覚えたらね。あとはいっぱい実践すればいいのよね。
お金をもらったほうがいいのよね。もらわないと力がつかないからね。ワンコイン(500円)だったら、みんなみてくれってゆうからね。
10人みれば、一日のアルバイト代くらいにはなるからね。
これも労働だよね。お金もらって占うって、これ立派な自営業だよね。好きなことをしてお金もらえるなんて最高だよね。
『やっぱその占い師ヘボだったんですね』
そうだね。ヘボでもいいけど、なんか芸がないよね。占いがヘタならマジックでもみせるとかね、工夫がないのよね。
『見えないケースもあるんですか』
あるよね。ぼくもね、マジックでねよく失敗するしね。
『いろんな事にクビ突っ込まないでひとつ事に集中したほうがいいですか?』
あなたね、いろんな事に首つっこむな、つってもツッコンじゃうタイプなのよね。
あなたまだ余命が80年くらいあるんだからね、成り行きまかせで、いろんな興味あることをみたりきいたりしたらいいよね。
歳とってくるとね、ひとつのことしかできなくなるからね。
いや、ひとつのこともできなくなるよね。
いろんな体験経験することでね。占いにもね味がでてくるのよね。
あなたの独自スタイルの占いがいいのよね。誰にも真似できないスタイルがいいのよね。ニートしてる暇がないくらい楽しくなるのよね。
ぼくからね、占いとったらね、中年ニートだかんね。
自転車で徘徊してると、オマワリさんによく呼び止められるのよね。
『占い師って誰でもなれるものですか?』
だれにでもなれます。国家試験もありませんし、自分で「アタシ占い師」っていえばいいだけですから~
『師匠がいたほうがいいですか?』
必ずしも師匠は必要ではないと思いますが、やはり師匠はいたほうがいいでしょうねえ。気軽に相談できる?
そう だん です。
そいう師匠が最高だと思います。
『子宝には恵まれますか?』
いま、丁度エンタの神様を聴きながらこれを書いています。
ぽんぽんすぽぽんぽんすぽん、ぽんすぽーんぽんすぽーん……
アクセルホッパーでした。
ぽんぽんすぽぽんぽんすぽん、ぽんすぽーんぽんすぽーん……
子供には恵まれます、と出ました。
冗談のようですけど、これが占いの世界です。
問いを発すると、必ず答えが与えられるんです。
『問いを発すると必ず答えが与えられるというのは、ピーン♪てくる能力のことでしょうか?鍛えればあたしにもできますか?』
アタシにも映せますぅ(関西弁で
昔、むかしの八ミリ映写機『フジカシングル8』のCMがよみがえってきました。
鍛えるなんて、そんな努力は必要ないんです。
水を浴びたり、断食をしたり、顔を苦痛にゆがめて修行するような、そんなマネは必要ないんです。第六感は誰にでもあるのだからそれの感度をよくすればいいのです。
たとえていうなれば、ちっちゃなちっちゃな音を集音マイクでひろうような感じでしょうか。
だから、まず心が静かでなければならないんです。心がざわざわしていると拾えないんです。難行苦行なんかしなくていいんです。心を静かにするだけなんですから。
なので、水を浴びるなら、夏の暑い日に浴びて爽やかになったらいいし、断食するなら健康目的でやったらいいんです。
つまり、爽やかな心持ちになっていれば、いままで感じなかったこともまるっとおみとうしになるんです。むしろ力を抜いたほうが研ぎ澄まされます。リラックスしてればいいです。かんたんなことなんだけど、難しく教えたがる人がおおいんですね。
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