2007年:某コミュニティ無料鑑定現場での実際の鑑定文(多少のリライトあり)
命式を通じで飛び込んでくる『解』のイメージを言語化した具体例です。八字はあえて非公開にしています。PCソフトから出力したような紋切り型の文章ではない、人工知能AIには決して真似のできない血の通った鑑定文例として公開いたします。
幼児の頃は、自分の好きなこと、したいことをします(want to)
食べ物の好き嫌いもそうですが、嫌いなことはしません。
幼児が、『~しなければならない(have to)』といって我慢して何かをすることは通常ありえません。
お嬢ちゃんは、とても繊細な感受性、特殊な直感とインスピレーションを持ち、独特な世界をつくり上げています。美的芸術的センスを兼ね備え、その審美眼は一流です。新しいもの、一流のもの、ホンモノを求める感性が発達していますので、まがい物、偽りのものを嫌います。
価値観の押し付け、古い考え方、縛られた世間の常識、土着の慣習……などには敏感に拒否反応を示します。なので、固定観念・既成概念に凝り固まったオトナには心を開きません。
クリエイティブな能力が発達しており、芸術家・アーティスト・表現者としての資質があります。自由な発想、思考、独特のアイデアが頭の中に浮かんでいます。それを阻害されることは自分を否定されたと同じですから、とても傷つきます。それでなくても思春期は精神的に不安定になりがちで、体調も崩しやすいのですから、ねちねちと口出しされたら、お嬢ちゃんにはたまったもんじゃないでしょう。
本来、お嬢ちゃんはオープンマインドなのですが、時として自分を守るためのシェルターに入らないといけないこともあります。そのシェルターのイメージは、ダイアモンドで出来た薄~い膜状のドームです。
その透明で美しい膜のなかから外界を眺めている状態です。
でも、ダイアモンドで出来た膜はガラスよりは硬いですが、衝撃には脆いです。
ひっかき傷はつきませんが、ハンマーで叩いたらガラス細工のようにもろく崩れるように、ダメージは相当なものです。
そんな、ガラス細工のような繊細さを持つ娘さんに口うるさくいうのは、一流の美しいガラス細工の作品を、粗雑に扱うようなものです。
骨付き手羽先唐揚げを手づかみで食べ、指をべちゃくちゃとねぶりまくったあとのその手でガラス細工を扱うようなものです。……とても可哀想でなりません。
お嬢ちゃんには心の平安が絶対に必要です。口出し、小言、愚痴、否定……は絶対厳禁です。
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