資質について【実占鑑定文実例】

実戦鑑定実例集
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2007年:某コミュニティ無料鑑定現場での実際の鑑定文(多少のリライトあり)
命式を通じで飛び込んでくる『解』のイメージを言語化した具体例です。八字はあえて非公開にしています。PCソフトから出力したような紋切り型の文章ではない、人工知能AIには決して真似のできない血の通った鑑定文例として公開いたします。

天から与えられた資質というのは、意外とご本人さまがわからないことが多々あります。

といいますのは_
育てられた家庭環境、学校を含めた教育、思想、心情、信仰、友人関係……などによってご自身の考え方、価値観、人生の目的・方向性、職業選択などなどが変わってしまうからです。

たとえば、親が魚屋をやっていれば息子に跡を継がせたいと思うでしょうし、娘しかいなかったら婿をとってでも代々の魚屋を継がせようとします。親が医者とか、教師の家庭に生まれたお子さんは、たいがいその道へ行くように仕向けられます。

もちろん親と違った職業・人生航路をゆく人もありますが、子の人生はたいがいは親や学校教育の影響を強く受けています。
したがって、自分の自由意志で選択した現在の職業や、やってることがなんだか自分にあってないんじゃないかなぁ……という思いが湧いてきたとしたら、それは『本当に自分が望んでいることではない』ということです。

まずは目の前の生活をなんとかしなければならない、ということでお勤めしたりパートやアルバイトをする人もいれば、大きな目的のためにまずはお金を貯めるためにコンビニバイトをしている人もいれば、芥川賞を受賞されたコンビニ店員(村田沙耶香さん)のような方もいらっしゃいます。

『コンビニ人間』の著者:村田沙耶香さんは、作家として成功しました。これからも、作家として活躍してほしいと願っております。

人生、どこで花が咲くかわからないです。村田さんは何かの機縁により作家人生を歩むようになったわけですけれども、それはもともと村田さんのいのちの中に作家の種(資質)があったからなのです。

逆に、縁(チャンス・発芽のための環境)があっても、種がなければ発芽はしません。畑に種を蒔かなけれれば花開くことも実がなることもありません。

このように、人それぞれの違った資質(種)を持って生まれてきたわけですから、魚屋の子は魚屋の大将、熱血先生の子もまた優秀な教師になるとは限りません。
もちろん、資質がなくても医者になったり先生になる人もありますし、その逆に素質がないのに親から過剰な期待をかけられて、その重圧に押しつぶされて非行に走ったりする人もいます。
四柱推命の命式は、運命の原図であり、そこに表されているのは『いのちの種』のようなものです。どんな花が咲くのか実がなるのはは、種子の中に内蔵されているわけです。

その運命の原図を解明(解命)するのが、四柱推命という術です。

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