オンリーワンからの卒業【実占鑑定文実例】

実戦鑑定実例集
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2007年:某コミュニティ無料鑑定現場での実際の鑑定文(多少のリライトあり)
命式を通じで飛び込んでくる『解』のイメージを言語化した具体例です。八字はあえて非公開にしています。PCソフトから出力したような紋切り型の文章ではない、人工知能AIには決して真似のできない血の通った鑑定文例として公開いたします。

『私の婚期、転機となる時期を教えて頂きたいと思います』

最初に転機について説明します。
小さな運気のウェーブ、大きなウェーブが適度にミクスされてミクスィーな感じになって、どんぶらこーどんぶらこーって、川下りをしているような感じの人生です。風流です。

矢切の渡しで、ちょいと向こう岸まで、舟遊びを楽しんでいるような感じ。舟遊びに飽きたら、帝釈天におまいりにいって、草団子と渋茶をのんで一休み。
ああ、いい一日だった~明日は、巣鴨にでもいきましょうかねえ、極楽極楽~

って、とてもまったりとした幸福な人生が約束されています。ですから、そんなカゲキな転機というのはないですね。いるだけでありがたい存在です。
よく街を歩いていて、手を合わせられたりしたことないですか?それからみず知らぬ人から突然お金を貰ったりしたことないですか?(ヤバいカネではなくってですよ)

そういう人っているんです。
カミのお告げであなたにお金をあげるように云われました、と正直に告げるひともいれば、ちょっと恥ずかしいのか、何も云わず受け取ってくださいッ!といってポケットに札束をねじ込みそそくさと逃げるように走りさる人もいます。

これは、冗談でもなんでもなく、ほんとうにアリエルことなのです(体験者は語る)
余計なハナシをしてしまいしたが、あなたはそれくらい*特殊な存在感があるひとなのです。ですから、これからもそのままで気負うことなくホドヨイけだるさをかもし出しながら、時には観音様のように、ときには鬼子母神のように、あるがままでいてください。
※特殊な存在感……語彙、ボキャブラリー不足でちょっと抽象的(詩的)表現でしか言い表せませんでしたけれど、そうですねぇ……たとえていえば、そこにいるだけで空気が変る、みたいな?マイナスイオンが増える、みたいな?おんな仙台四郎のような、そういう感じです。(もっと、わかりにくなったかも)

婚期にかんしては、申し分ないお年頃です。この世の春ですから大いに謳歌してください。いつでも結婚できます。
結婚についてあせることはないですが、もし男があんまり寄ってこないようでしたら、おそらくそのかもし出す一種独特の気高さゆえに、オトコどもは腰が引けるのだと思います。だから、逆にもうすこし泥臭く砕けたほうがいいでしょうね。

何かいおうとして(伝えようとして)、まッ、いいかーなんて言葉を飲み込むことなく、思ったことはハッキリ伝えたほうがいいですね。そして喜怒哀楽をもう少しだけハッキリ表現したほうがいいかもしれませんね。
「うるせえ!クソババア!!」くらい言うのは、あなたに【限って】許します。

喜怒哀楽の感情を感じない人なんていないですし、それを無理して押し込めることもありません。頭に来たならば頭に来たと自覚すればいいんです。それと伝える言葉は【相手にわかりやすく】を常に心がけられたらいいですね。

よく変な上司がいるじゃないですか。
「おい君、アレはどうした」っていうオヤジが。
そういう、言わなくてもわかるだろう的考えはよろしくないです。相手はわからないですし、勘違い、ボタンの掛け違いをして、時間とともにますますちんちくりんになるだけですから。気をつけるべきところは、これくらいじゃないでしょうか。

ただ安心できるところは、人の言うなりにはならないというところです。柔和なようで、実は人のハナシなど聞いちゃいないところが、ある意味あなたに【限って】は長所となります。
仕事は続けられるようでしたら、続けたほうがいいでしょうね。ゲンジツ的なハナシとして。現在何も問題がないのでしたら、それ以外の選択肢はないと思います。

現在のあなたの環境事情を全く無視して、命式をみてピュアに鑑定すると、一番向いているのは行商です。行商がお嫌いであれば、展示販売です。それもお嫌いでしたら、ネットショップでもリアルショップでもどちらでもいいですから、人と対面してモノを売る商売がとっても似合っています。

根っからの『あきんど』体質です。
モノを売るのがお嫌いであれば、ものづくりもいいですよ。
たとえば、私が今ひそかに考えているのですけれども、商品名『SIBON OCHIL』(シボーンオチール)とか、新作ダイエット商品をつくってヒットさせるとか。

ここだけのハナシ、ダイエット食品はネーミングがイノチ、それとソソられるノウガキが書ければ大ヒットしますよ。そういう分野はあなた得意な分野ですよ。まず人の心をつかむ(取り込むこと)センサーが他人とちょっと違っていますから。
お試しアレ。

転機というのは、具体的に、ど~んと何かが起こる、ということではありません。
転機とかターニングポイントというのは、俗にいう節目ですよね。ですから、何かを始めるとか、何かを終焉させるとか、そういう節目のことですから、自然体で生きている人は、自然とそういう転機になにを始めたり終焉したり、ともてメリハリがあるものなのです。
『心機一転』とよくいいますよね、あなたにとっては、そういう時期だとお考えください。

『精神的にも肉体的にも自分の弱さが悩みでどうしたらもっと自信がついて強くなれるのか』
とお悩みのようですが、実は、このようなお悩みはあなただけでなく、多くの人が(他人に云えないだけで)悩んでいるのです。
まず、悩んでいるのはあなただけではないということ。

なので、みんな弱い部分を隠して、自信のなさを虚勢でカバーしながら生きている人が実に多いんです。人から良く見られたいよく思われたいという意識ばかりが強いので偽りの自分がどんどんどんどん大きくなって、はりぼてみたいになってしまっている人も多く見受けられます。

ところで、ひとつ安心してほしいのは、あなたが自分の弱さ、自信のなさを認めて(受け止めて)いる時点で、一歩前に前進(開運)しているということですよ。

多くのハリボテ人たちは、自分の自信のなさ弱さを隠すために虚勢を張り、人を押し下げる(否定したりけなしたり認めなかったり)ことによって、優越感にしがみつこうとします。そういう人は劣等感のかたまりです。

自分の弱さ、自信のなさを認めたくないので、いつも恐怖心からさいなまれています、だから未来のことをあれこれ考えたり、過去のことをぐずぐず考えてムダなエネルギーを消耗し、ますます自分の運をなくしてしまうのです。

あなたのように自分の弱さを認められるひとは、強いひとですよ。自分をあるがままに客観的にみつめられないひとがよわっちいひとなのです。たとい、鬼瓦のような顔をしているババアであったとしてもです。

自信をつけようとか、強くなりたい、なんて努力する必要はありません。
人間は大自然の前にあっては、誰でもか弱い無力な存在ですよ。人とくらべて、強いか弱いかなんてのは無意味なんです。だから、自分は弱いとか強いとか、今後こだわることは
まーーーーーーったく アリマセン。

そのままでいいんです。
そのまま このまま あるがままでいいんです。
そして、喜怒哀楽をためたり、押し殺すことだけはやめましょう。
わいてくる感情はそのままほおっておいてください。

たとえば、
『あああああ不安だなああああまだ25%オフの惣菜のこっているかなあ心配だなあどうしよう』
なんて不安な感情がもたげてきたとします。そんな時は、
『ああ、ワタクシハ、25%オフの惣菜が売りきれてしまうことに対して不安を感じているんだなあ……」
と客観的に見つめるだけでオッケーです。

たとえば、意地の悪い上司から、レジュメのホチキスのとめ方が悪いといわれねちねちと小言をいわれつづけた。
こういうシチュエーションでは大概怒りが頭をもたげますよね。表面には出さずとも内面でははらわたにえくりかっているわけでそれをもう一人の自分が客観的に見ているわけです。

『ああ、ワタクシワ、このタコ上司に怒り心頭なんだなあ、アタイは怒っているんだぞぉ~』
なんていうふうに、自分の感情をありのままに認めればいいんです。
感情というのは、海の波のようなものですから、いつかは消えていきます。なので、押し止めることなくほおっておいてください。

それでいいんです。

  • 自分を責めない 他人も責めない
  • 事実をありのままに見つめる
  • 人に良く思われよう良く見せようとおもわない
  • 人と比較しない

こんな巷でよくいわれていることを、ほんとうに実践したらぐんぐんよくなっていきますよ。
まだ人と比較している状態の『オンリーワン』なんかになろうとしないでいいんです。
みんな一緒のイノチの根源は一緒なんですから。
ナンバーワンを目指して、疲れ果てた人が、『みんなオンリーワンなんだよ』なんて言葉で救われたかもしれませんが、それってまだ自我がしっかり残っている状態です。

『オンリーワン』という自意識は、他と比較してしか出てこないのです。
差別していることに気がつかないんです。差別がないひとは、『ぼくはあたは、オンリーワン♪』だなんていいません。
これからはそれぞれ個性に違いはあるけど、差はない、『オールワン ALL ONE』です。この心持ちで毎日を過ごしたらいいんです。
そうすれば、自分が弱いだとか強いだとか自信があるとかないとかにこだわることもなくなりますよ。

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