五行配当:土(陽)
時刻:午後八時及びその前後二時間
方位:西北西・黄経210度を中心とした195度から225度に至る30度間
季節:十月の寒露から霜降を経て立冬までの間
易象:23山地剥
万物収穫して恤(じゅつ)する。物が成るという意味があり、また十分成るの意味もある。
戌は甲骨文字では斧鉞(ふえつ)の形である。
会意。「一印+戈(ほこ)」。
刃物で作物を刈って一纏めに纏めて締めくくり、収穫するという意味。のち卒ソツ(まとめる)と同系。十二支の名となったため、原義は忘れられた。
※戍ジュは別字。
易象では一陽の残る「山地剥」を配し、その一陽もやがて消える運命にあるとする。陽気全く地に潜み、繁殖の営みを終えた木の葉は地に落ちて万物凋落、生気の滅び去ったときとし「滅」の一部をとって戌とした。

甲骨

金文

篆文
戌の性状:推命的解釈
忍耐・理想現実・パッション・情熱・精進・忍耐強い・義理人情・怒気・理念の実現・反発反抗心・へそまがり・カワイクナイ
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