五行配当:土(陰)
時刻:午後二時及びその前後二時間
方位:南南西・黄経120度を中心とした105度から135度に至る30度間
季節:七月の小暑から大暑を含む立秋までの間
易象:33天山遯
日中既に過ぎて幽眛(ゆうまい)の鏡にむかうという意。
象形。木のまだのびきらない部分を描いたもので、まだ…していないの意をあらわす。
未完成、未知、未定、未熟などと使われる。
易象では「天山遯」が配され、「遯」とは「のがれる」「しりぞく」の意味で、下から陰の気が伸びてきて陽の気がぐんぐん退いていくことを意味する。
いわば陽気の下り坂であり、草木の実もようやく熟して滋味を増す時とし、「味」から口偏をとって未の文字を当てた。

甲骨

金文

篆文
未の性状:推命的解釈
迷う・知性的一面・柔軟な思考・丁寧・遠慮深い・取り越し苦労・金銭的にちゃっかりしている・
人を巧みに利用する・人に好かれる・どっちつがず・優柔不断・迷える人生
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