五行配当:火(陰)
時刻:午前十時及びその前後二時間
方位:南南東・黄経60度を中心とした45度から75度に至る30度間
辰巳=巽(たつみ:南東)
季節:五月の立夏から小満を経て芒種までの間
易象:01乾為天
蛇の形から生れたもので、頭と体ができかけた胎児を描いた象形文字。頭(コ)と尾(L)が完全にくっついている。
甲骨文字はそのまま蛇の姿を表しているように見えることから動物のへびに仮託した。象形。
原字は、頭とからだができかけた胎児を描いたもので、包ホウ(胎児をつつむさま)の中と同じ。
既(き)であり陽気終って既につくという意味。
十二進法の六番めに当てられてから、原義は忘れられた。
易象では全陽の「乾為天」が配され、陽気已(すで)に至りここに陽気の伸長もとどまるとし、陽極まりて陰生ずるの易理にしたがい一陰きざすの意をとって「巳」の字を当てた。
全陽とは、物事すべての爛熟期を示す。

甲骨

金文

篆文
巳の性状:推命的解釈
嫉妬・向上心・勇気・行動力・変わった商売を選ぶ・思い込みが激しい・執拗・同情・外見冷たい感じ・内心温かい・礼儀を大切にする・人と比較する
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