【干支の基礎知識_14】卯(う/ボウ)

干支の基礎知識
篆文
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五行配当:木(陰)
時刻:午前六時及びその前後二時間
方位:正東・春分点黄経0度を中心とした345度から15度に至る30度間
季節:三月の春分を含む啓蟄から清明までの間
易象:34雷天大壮

地上に芽を出した植物が、皮核を脱して伸長していく活発な様を象徴している。
万物土を冒(おか)して出で、昴となるという意。

【諸説】
卯は冒(ぼう)なり。万物地を冒して生ず、開門の形に象る。(説文)
卯は茂(しげる)で草木が発生地面を蔽うようになったことを示す。(A説)
卯(ぼう)は茂(もう)で万物の茂ること。(B説)
「くつわかがみ」即、銜を口外で両側から挟む環のある金具。(C説)
門をむりに押しあけて中にはいりこむさまを示す。(D説)
刃物で肉を二つに断ち切る。犠牲の解体の形に象る。(E説)

甲骨

金文

篆文

卯の性状:推命的解釈

寛容・食欲・やりっぱなし・綿密なる思想・豊かな情緒・発明発見・考案的仕事向き・自己主張・放任傾向・美的センス・やりたいことが多い

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