ケガレた占い師たち:2007年06月13日
近年、『波動』という言葉が浸透しているように思えます。
セイシン世界に棲む人たちがよく使うキーワードです。
量子論もろくに理解していない人たちが、符丁としての『波動』という言葉を使って一体何をシェアしようとしているのでしょうか。
波動は意識、意識は波動だと考えているようです。
有名なところでは、水にありがとうと言ったり文字を見せて凍らすとキレイな結晶になり、バカヤローと言ったり死ねとかいう文字を見せるとキタナく氷結するというアレです。
ずいぶん前のことですが、波動測定機なるもので私の『波動』を測定してもらったことがあります。
波動値というのは、-21から+21までの43段階あるらしく、通常の健康な人は+8〜+15くらいで、水道水は、-3から+3くらいのようです。
当時の私は、カップラーメンを一週間に3、4回食べていて、朝はマックで朝食、浄水器はつけないで水道水を直接飲むような生活をしていたので、健康には無頓着でした。
なので、波動値も低いだろうなぁと思っていたのですが、総合で +20の数値がでました。
測定してくれた若い人は、さかんに首をかしげていて、もう一回いいですかもう一回いいですか、と結局、三回測定しなおしたのですが、やはり結果は+20でした。
その若いオペレーターは、波動値で +20もある人はオシャカ様かキリスト様、現代でいえば船井先生くらいだと思い込んでいたのでしょう。
私はといえば不精ヒゲをはやし作業着姿だったものですから、工事現場帰りのような格好した人の波動が高いなんて絶対思えなかったのでしょうね。
もし、その時私が一張羅のスーツを着込んで胸にバッジなんかつけてビシッとした格好で行ったとしたら三回も測定しなおさなかったと思いますよ(笑
とにかく、未だもって波動の数値が高いとか低いとかで何が違うのか私にはさっぱりわかりません。
ちなみに、私龍青三は、セイシン世界の人たちとはまったく『波動』が合いませんから〜
残念ッ!
氷結写真はきれいだから、それはそれでいいんだけれど、
それにしても……
お水さんに向かって「バカヤロー」と言ったり、「死ね」という字を書いた紙をペットボトルに貼るようなマネをする子にだけはなって欲しくないなぁ
と思っている龍青三なのでした。
さあ今日も、あなたのアタマをぷるんぷるんと震わるせる、
そんな言葉をお届けします。
占いをすると疲れるという占い師……
占いをしてエネルギーが消耗するとなれば、エネルギー補填の仕方を知らないのだろうと思います。
エネルギーの補填方法はちっとも難しくありません。
アタマで考えることをやめればいいだけですから。
占いの託宣はアタマで考えたことをいうのではありません。
とは、いいましてもこれを言葉で伝えるのはムズカシイのです。
天(太極)から、無限のエネルギーをいただくのは、ほんとうに簡単なんです。
生きている人はそれじしんがエネルギー体なんですから。
生きているということは、生きることそれ自体がエネルギーを取り込んだりまた出したりしているということです。
なので生きている人でエネルギーをいただいてない人など誰もいないのです。
天(太極)と繋がるコツは、自我を無くすことだけです。
厳密にいえば、無くすことはできないですから、限りなく縮小していけばいいのです。
詰まっている人は自我肥大になっている傾向にあるようです。
自己縮小していけばいいのです。
って、これができないからみんな苦しんでいるわけですけどね……
書きながら虚しさをおぼえています。
そんな氣枯れた占い師には、
どうやら占い師専用カウンセラーが必要なようですね。
龍青三の占いエッセイ一覧
⇒ https://ryuseizan.com/tag/fortunetelling-essay
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