【龍青三の占いエッセイ3】信じても救われない

四柱推命
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信じても救われない:2007年06月05日

占いの効果は健康食品と同じ?

私の友人で整体師をしている人がいます。
その友人は生まれながらの整体師ではないかと思うくらいです。
その友人がブログでこんなことを書いていました。

整体をやっている私は、仕事でなく、リビングでくつろいでいる時でも、目の前に誰かの手や足があると、つい、もみたくなります。子供の足でも、つい、もんでしまいます。

ほんと、すごいですね。潜在意識レベルから整体師なんですね。
そういえばここのところ久しく身体をもまれたことがないなあ。
もまれたいなあ。

*

もまれたいもまれたい、って……
アンタ世間様からさんざんもまれてきて、今でももまれっぱなしなのに、いまさらもまれたいって、このシトいったいどういう了見してんだかね。

って、ツッこまれる前に。

さあ今日も、あなたのアタマをぷるんぷるんと震わるせる、
そんな言葉をお届けします。


 

こんな吹けば飛ぶような私でも、占い業界のいろんな占い師から、私の占いのやりかた(観方)はちょっと違う、なんていわれることがあります。

そもそも、占いの観方なんていろいろあるわけですから、それぞれの占い師のそれぞれやりかたをして、観方が違うんでないかい?というのはオカシナことです。

占い理論も大先生の数だけあるわけですから、占い方は色々あって当然です。たとえば気学の『盤』にしてもいろいろあって、方位盤やとか九星盤と呼ばれる盤には、後天定位盤と年盤、月盤、日盤があるわけです。

で、私のように気学なんてまったく関係ない土台で、引越しの良い日にち、方角を託宣したとすると、気学でアタマが固まっている占い師から、「おっさん、盤が違うで」とかなんとか自分の理屈みたいなのを押し付けられるわけです。

でも、その指摘はまったくの的外れなのです。
私は気学をベースにして観ているわけではないのですから。

鑑定結果の言い方の(表現の)違いと指摘する人もいますが、それもちょっと違います。
なぜかといえば、私の占術理論は私自身の実占現場から得た独自独特なもので、既存の占い理論の解釈とは根本からしてまったく違うからです。

気学や遁甲で『どんどん幸せが舞い込んで来ていま~す』という人を知っていますが、もちろんそれはそれでいいことです。
だからといって他人にも同じく適用されるかというと、そうでもないんだこれが。

そういうのにハマっている人は、善意で人にも勧めたりするものです。
ちょうど、健康食品でビョーキが治った!
という人の心理と似てると思います。

ちなみに私、知人から(友人に非ず)健康食品よく勧められます。
しかもマルチ系だったりして。
これはいいから〜いいから〜ゆうてヒツコイ、ちゃう、とても熱心なんですよね。

私も自他共に認めるお人好しだし、好奇心もあって、よっしゃ!いっちょ試してみっか!という心持ちで買ってあげたりします。
けど、これがじぇんじぇんききまへんねん。

まあ、よおく考えれば、あたりまえっちゃあ、あたりまえのことなんですけどね。
万民に効く万病に効く健康食品なんて、ありませんからね。

 

万民に効果のある占いなんてのも、アリマセンから〜。


龍青三の占いエッセイ一覧
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