【龍青三の占いエッセイ26】思考とゲンジツ(ある男の独白)

四柱推命
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思考とゲンジツ(ある男の独白)

みる夢は仕事に関することばかり。
仕事がoffでも、脳ったら寝てもさめてもonなのだ。
よく考えるてみるとすごいなぁ。

たしかに『思考は現実化する』んだけれども、思ってもいないこと、願ってもないことも現実化することって……
あるんだなぁ。

家賃が払えなくなって、おん出される瀬戸際のときだった。

『思考は現実化する』の愛読者なら思考を巡らし、家賃支払いのための目標設定をし、「私は家賃を支払いつつある…」なんてなアホメーションを宣言していくのだろうけれど、私は成功プログラムだの自己啓発だのなんだの買ったために貧乏している最中だったから、理屈はわかっていたんだけれどあえてその法則を無視したんだ。

てゆうか。
なんでも売っている
と見せかけて
じつは、「ないモンはないんじゃぃ!」と開き直っている
『ないものはない店』
のような境地に達していたので

家賃?
支払うカネ、ないもんね〜
家賃を借りてでもなんとかしてつくろう
なんて憂世の常識のような行動をとらなかった。

ただ、ゲンジツを認識しただけなんだ。
家賃を払えなければおん出されるという推理は、小学生でもできる。

推理どころか、私はありありとおん出されるイメージまでできた。
そして鮮明なイメージを頭ン中に描いてもいた。

おん出される予測、推理、思考もイメージも、確りしていたんだけれど、さあところがどっこいそんなさなか、ある人とたわいもない用事で会うことになった。私はその人に事情などまったく話していないし、悲壮感など微塵もないいつものようにボーっとした風体で会いに行った。

そうしたら、なんと!
その人が何も言わず僕の胸ポケットに札束をねじ込んでくれたんだ。

もちろんその夕方、般若顔の大家さんのところに溜め込んだ家賃を持って行きました、とさ。
めでたしめでたし。

私は、こういう体験を何度もしているけれどもだからといってこういう現象を期待していない。
困ったときのなんとか頼みはしないし無理やりのプラス思考など、するわけがない。

無理やりプラス思考をして、無理やりプラスの言葉を口に出している奴がそばにいるだけかえって気持ちがわりい。

ぶつぶつ愚痴や泣き言をいっている奴もイヤだけど、悲しいときに無理に笑顔を見せるような奴もいやだ。

泣きたいときは泣けばいい。
笑いたいときは笑えばいい。
でも、笑えないおやじギャグなんかにお愛想笑いなどするな。
むしろ怒れ。
怒るときは怒ればいい。

とにかく、現代の仕事、オフィスワークなんて仕事は頭ン中でほぼ98%が決まるもんなんだ。

あとは、ダンドリ→小手先の作業。
これでオシマイ。この繰り返し。

う〜m
なれば

また酒かっくらって、ふとんにもぐって
明日からの仕事のダンドリ98%をしようではないか。

わははは。

*

思考は必ずしも実現化しないこともあり、自分の意志に反して願ってもないことが実現することもある、というお話しでした。
お後がよろしいようで <m(__)m>

実戦四柱推命家-龍青三の占いエッセイ(完)


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