【龍青三の占いエッセイ21】猫も杓子もスピリチュアル

四柱推命
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猫も杓子もスピリチュアル:2007年07月09日

いまや国民的人気を誇る、スピリチュアルカウンセラーこと江原啓之さん。
ところが、最近、週刊誌やらなにやらで江原啓之批判をよく見聞きするよう
になった。いわゆる江原バッシングである。
そんな渦中の江原さんが去る3月31日緊急生放送出演した。
その名も「江原啓之&嵐〜現代人の悩みを救え!緊急生放送SP」(フジテレビ系)

この番組で江原さんは、アイドルグループの嵐や松本潤らと初競演で、放送日の3月31日は、英国で人間が霊と初めて交信したという『スピリチュアル記念日』なんだそうである。

「今、悩んでいる人もそうでない人も、この番組を通じて元気に生きていくヒントを感じていただければうれしい」と江原さんは語った。

ヤラセTV番組制作者をはじめ某週刊誌、某雑誌など、主に『スピリチュアル』という部分に関して批判的なようだが、『スピリチュアル』なことを批判するお方というのは、もともと『スピリチュアル』について全く無理解なんだからそれはまあ仕方がないことなんです。

しかし、大方の『スピリチュアル』批判というのは、『スピリチュアル』自体を批判しているのでなく、『スピリチュアル』をからめた個人的中傷、誹謗、批判なわけで、件の細木数子さん(ところで、和子はすぐに変換できるけど数子はスペースキーを37回ほどたたかないと出てこない…)や、江原さん。

にんげんだもの。
そりゃ、たたけばホコリもでるでしょうから、個人的スキャンダルをあげつらってはオマンマを喰っているカストリ雑誌、週刊誌の宿命だからそれも仕方ない。

また、そういうのを買って読んで喜ぶえげつない人たちがいるから、商売が成り立っているわけで。

ゆうれいだもの。
死んで霊になれば、オマンマを喰うことも金儲けすることもなくなる。
あの世にカネやデンパタもってけないことを死んでから気づく人が多いらしい。

だから、霊能者がそういう成仏してない欲深な霊たちを諌めたりしなきゃならない。

欲深なにんげんどもがホトケ(霊)になっても欲深はなおらない。
バカは死なきゃ直らないというが、欲深は死んでも直らない。

霊能者、とはいってもインチキ霊能者もいるから、気をつけろー!と、長井秀和もネタにする、ような気がする。

ホンモノの霊能者とインチキ霊能者はどこで見分けたらいいのだろうか?

さあ、ここで登場するのが前世が天草四郎という美輪明宏さんだ。
ジャ〜ン♪

美輪さんは、テレビ朝日の人気番組 『オーラの泉』で江原さんと共に出演して江原さんと変らぬ人気を得ている、芸能界の大御所である。

ちなみに、二人の間にあって影が薄いように見える国分太一だが、実は彼もまた知らんぶりして霊能力がスルドい。

確かに霊能力に関しては二人に劣るかもしれないが、悟りの域が二人よりズッと深い。それを表さないところがまた達観している証拠である。(某芸能ツウ談)

美輪さんの交友関係は広いが、特に霊能者関係では、世界屈指の霊能者と云われている *鶴田照子さんとも交流があることはあまり知られていない。

*鶴田照子(霊照会)
http://www.reishokai.gr.jp/about/aboutturuta.html

さて、その美輪さんである。
昨今のスピリチュアル批判というより、江原さんへの個人攻撃に対して美輪さんは「江原さんは本物よッ!」とキッパリ云いきる。

「ズバリ言うわよ!」以上の迫力である。

昨今のスピリチュアルブームと本物とニセモノの見分け方について美輪さんはこう語る。

「スピリチュアルといっても商売に絡めたものと、心から真剣に人を救おうというものとに分かれるのヨ」

「人を脅かしたり、もったいぶったり、やたら神秘的に装ったり仰々しくおどろおどろしい味付けをするのはニセモノなのヨ」

「そんな小手先のテクニックで騙してお金を巻き上げるオレオレ詐欺みたいなものヨ」

「ニセモノは物凄い死に方をするのヨ」

しかし、現在TVやマスコミを賑わしているスピリチュアル系の人物で、物凄い死に方するニセモノについては、ついに美輪さんの口から語られることはなかった。

いつもはズバズバもの言う美輪さんだが、誰がニセモノなのかの質問については、「私は存じ上げません」とだけ答えた。
さすが、慈悲あふれる美輪さんのお答えである。

さらに江原さんとバッシングの真相についてこう語る。

「彼は本物、そんじょそこらの人とは違うわヨ」

「昔からネ、雑誌なんかは部数が落ちると、いま一番話題になってる人を槍玉にあげて、あることないことでっち上げるのヨ。それが出版界のえげつない常套手段なのヨ」

「可愛そうに江原さんがそうした中傷を気にしてネ、仕事を辞めたほうがいいかどうか相談されたのヨ」

「それに対してアタクシはネ、一過性のものだから気にしないようにって言ったのヨ」

とにかく、美輪さんに言わせれば本物かニセモノは死んでからわかるということらしい。
捏造記事や、ヤラセTVの件など、マスコミの報道、放送を鵜呑みにしないということをイヤというほど思い知らされた我々である。

だから、昨今のスピリチュアルブームは、美輪さんのいうように、あまりおどろおどろしく考えないほうがいいのかも知れない。

それこそ、見世物小屋をのぞくような感覚で、明るく愉快にとらえるべきだろう。

そうそう、スピリチュアルといえば、これまたマニアの間では有名な(というかマニアックな世界で一般の人は腰が引けるかも?)「スピリチュアル・コンベンション」略して「すぴこん」
これがここ数年の間、大盛況となっているようだ。

私も、その会場に行ってきたんですが、霊の世界よりさらに「あなたの知らない世界」の様相でした。

会場には100を超えるブースが所狭しと並び、ヒーリング、タロット、風水、各種占い、アロマセラピー、チャネリング、オーラ測定、前世診断、フリーエネルギー、波動系など、現代科学ではまだ解明できていない「あなたの知らない世界」が広がっていました。
会場に渦巻く『気』のせいか、とてもリラックススして帰ってきました。
(脱力ともいう(-_-;)


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