『占いって、運気を見てやることを決めたりすることより、自分の本質を見て進む道を決めるみたいな感じなんでしょうか?』
はい。ご飯はいつも残さずキレイにたべ、食後はチャーミでキッチリ洗うキレイゴトが好きな龍青三です。
とてもヨイ質問ですね~
これは、いろんな占い師さんによって回答が違うと思いますので、龍青三の個人見解ということで御理解くださいね。
私の運気の考え方というのは、いわば自然現象のようなもので、たとえば、台風がきたらそれなりの対策をするでしょうし、傘を差してきのこになるよりは合羽を着て自転車に乗ったほうがいい、それに革靴よりは長靴がいいぞ、みたいな。
で、台風って悪気があって発生するわけじゃないんです。いつかは台風一過、というようにいつかは通り過ぎるものなんです。
たとえば。
台風の日にエルメスの傘さして、エナメルの靴はいて、青山のスーツを着て、いつものように営業に出かけ、営業先に着いたときにはずぶぬれで名刺もふやけている、こんなんで商談がきまるわけがないのは誰でもわかることで、ところが本人は、くそっ!こんなに苦労しているのになんで結果がでないんだ!と。そして、自分はなんて運が悪いんだ!と。
そのできない理由を、自分の力量以外のナニモノカに求めてしまうのです。
それが、占いだったり迷信だったりいわしの頭だったりするわけですね。
ああ、ダイサッカイだから仕方ないよな、とか。
オレが営業成績悪いのは、便所が鬼門にあったせいだったんだー、とか。
なるほどね、で、何々?「便所のカミサマありがとう」って紙に朱文字でかいて貼っておくといいのか、なるほどなるほど。
なんてネ。
こうやって、また一人カルト団体に属していない盲信者が一人、また一人と増えていくのです……
おそろしおそろし。
だから、自然現象をあるがままにうけとめられない人が運が悪いだけのことで、運気に良いも悪いもないんです。
吉とか凶とかもそう。
良:悪
吉:凶
の概念を
陰:陽
と置き換えて観る事ができれば、なんの問題もないことがわかるでしょう。
それから、台風の風力を利用して発電すうことだってできるし、雨水を集めて有効利用もできるんだから、ようは、運の波をどのように上手に利用するかが開運の秘訣なんですね。
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