『四柱推命では、親子関係や結婚時期についてわかるものなのでしょうか?』
『六親論(りくしんろん)』などで、親子の関係がわかるという先生もおられるようです。
私個人のデータでは、親子の関係を理論で解くことはできないと判断しています。
たとえば命式中に印綬が多くある場合、ごく単純な推命の例では、『印綬が母』という解釈から、「お母さんとの関係が深いですね」とか「お母さんがあなたの助けになっていますよ」なんていう、紋切り型の鑑定をされるのです。
ところが、実占の現場では、そうそう理屈どおりにはいかないわけでして、まあ、誰だって母親との関係が深いのですから、反論のしようがありませんよね。
ただ、印綬がたくさんある子供が母親から虐待されているなんてことも現代社会には多くあるわけです。したがって、親子の関係をみるには、推命より聞き取り調査、インタビューで判断したほうが正確だと思います。
結婚の時期におきましては、確かに結婚しやすい時期、しにくい時期というのがあると私は体感しています。
コメント